にこにこかいほうノート

23歳のわたしを解放してのこしたい会報hahahaいろーんなことを書きます✏️

この思いだけは誰にも負けないことにどうか気づいて

こんにちは。

 

ご無沙汰になってしまいました。

文章書くのを怠っていた間に、ほんとーーーーーーーーーーうに色んなことが起こりました。

面白いくらい。

 

ここでやっていこう!!と決めた場所は若干だいぶハラスメントっぽい感じというか、そこでがんばることで幸せになれる感じがあまりしなくて、(そして深く傷ついてしまって)辞めたし、それに伴ってボイトレのレッスン受けられる場所も無くなったし、自分の立ち上げたライブイベントは始まって終わっていくし、推しのミュージカルは始まるし、キンプリは2人になったし、EXOはアルバムを出しました(最後3つくらいどうでもいいね)

 

 

 

このタイミングでまた書こうと思ったのは、今のタイミングで書かないと私のこの気持ちは塵になって消えていくと思ったからです。

 

ほぼエゴだし、自分の思いを全面に出すことは(今回に限っては)あまりしたくなかったんだけど、どこかに残しておかないと無かったことになってしまいそうで

 

ほぼ記録みたいなものですが、残すことに意味があると、思っておきましょう。

 

 

あ、この記事のタイトルの話ですが

大好きな曲の歌詞です。

その後の「気づかせる いつか ここにいることを」の歌詞も好きです。

去年一年看護師をやってた時、押し潰されそうになりながら毎日聞いていたことを思い出します。そして仕事を辞めた今改めてきくと、また違った思いが溢れます。

 

なかなか生きるのはうまくいかないけど、この思いがあることに誰か気づいてくれたら、それだけで生きる希望だし行くべき道が見える、そんな感じがします。

 

 

さて。

昨日、私が初めて企画を立ち上げたライブ『Song wars』が無事終演しました。

 

飯山玲南

3月ごろに企画を立ち上げましたが、ことの発端は「飯山玲南という歌い手の歌をまた聴きたい」と思ったからです。

カラオケとか一緒に行けばそりゃあ聴けるけど、ちゃんとした"演奏"の形で聴きたかったし、お客さんにも聴いてほしかったからです。

私があまりに褒めるから、もはや本人には褒め言葉を信用されなくなりつつありますが、初めて彼女の歌を聴いた2018年4月某日から、もっと色んな人に届いて欲しい歌を歌う人だと、5年間ずっと思っています。

 

今回の曲たちは、ほとんど私がお願いして歌ってもらいました。今の彼女に歌ってもらうことに意味深さがあると個人的に思っていた曲をお願いしました。

 

(ちょっと話脱線しますね、ちゃんとライブの話に戻ってきます)

 

 

少し私の話をさせてください。

実は私は歌を歌いはじめてかなり長いんです。

 

4歳の時に児童合唱団に入って歌いはじめてから、ずーーーっと歌が好きです。

 

ミュージカルを始めたのは大学が初めてで、実はそれまではずっと童謡や唱歌を歌っていました。人生で1番歌った歌は、多分「故郷」です。合唱団に所属していた18年間で、多分200〜300曲くらい、覚えた歌がありました。(私の歌のスタイルを知っている人はこのルーツであることに結構納得してすると思うんだけどどうかな)

このように長く、そして多くの歌と接していて強く感じることは、歌は技術だけではないということです。

 

現在は気軽に歌唱論や歌の批評などにアクセスできることになったから、やはりわかりやすく「高音が出る」とか「音がぶれない」とかが取り沙汰されやすい気がします。技術=表現力と捉えられることも多いと思います。

 

でも、良い歌というのは、音程が正確で高音が綺麗に出てちゃんと緩急と声量がある歌ではないでしょう。

 

歌詞と曲の背景への深い理解があって、その上で自分が音楽に乗っていくこと、これがあってはじめて「良い歌」が歌えるのではないか、と私は考えています。

 

その私の思考の下地がある上で、飯山玲南という歌い手は、見事に「良い歌」を歌う人でした。そして社会人3年目の今、背景への理解にそれまでの経験と考えが乗っかって、もっと説得力のある歌になりそうだ、そんな思いで選曲をしました。

 

今回はそれらが作られる過程も共に作業しましたが、わたしの作った和訳詞をノートに書いては、「ねえ、これってどういう意味なのかな?」「どんな気持ちなのかな?」と質問をしたり、どう聞こえるか、を探究したり…並々ならぬ努力と共に飯山玲南の歌が創り上げられていることを改めて感じていたので、本番では後ろで動画を撮りながら「本当にいい歌歌うよなぁ…」と思っていました。

 

養田陸矢

そしてもう1人の歌い手、養田さんです。

この方も、5年前から良い歌を歌う人でしたが、数をこなすということは=実力を上げる、につながるのでしょう、久々に本気で歌っているのを見たけれど、格段にパワーアップしていた気がしました。

 

今回かなりあえて難しい曲を選んだので、大変だ難しいとぼやきながらも、なんだかんだどの曲ともしっかり向き合っていたようでした。

 

個人的に、前々から絶対に歌って欲しいと思っていた曲がありまして。日本版もやっていてCDも持っていたので日本語訳詞もあったのですが、あまりにも思い入れが強すぎて元の韓国語の歌詞のニュアンスを入れたくてわざわざ訳詞を作り直したりしました。ハハハ何やってんだろう私……?

 

あまりそのニュアンスを伝えきれなかった気もしていたけど、解釈を歌の技術に乗せるのが巧いタイプ、というかうまくなっていた。

 

今回彼に関しては、「"愚かなる道化"になりたいらしいけど、定期的に真面目に歌う回もあった方がいいよ。」という思いで選曲をしました。

面白いことをするのが好きな人なので、出演していたライブでも、真面目に真面目に歌い込むことをするよいうよりかは、エンタメ性に富んだことをたくさん考えて演じて歌って…としている印象で、だからこそ今回は"歌"に焦点を当てたかった、というのが本音ですかね…

 

 

純粋に歌で勝負するのって、ハードル高いし難しいと思います。なにかコンセプトや歌以外の注目ポイントがある方がエンタメとしては成立させやすいのも事実ですが、

 

でも、歌だけでエンターテイメントとして成立させることのできる歌を歌う2人だ(と私は思っている)からこそ、歌のライブにしたかったんだ…などと思っています。

 

 

(今回私の歌も聴きたくなったよと言ってくださった方がいらっしゃって、とても嬉しかったです。そして私は、もしいつかおなじステージに立つ日が来ても、私はこのようには歌えないだろうなと思いもしました。その時はおとなしく、『地上の星/中島みゆき』を地獄の底から歌うことにしますね)

 

吉岡琴乃

彼女はすごいピアニストです。

演出を学んで来ているのと、ミュージカルを誰よりも愛している方なので、演出や見え方、楽曲理解に感じても誰よりも熱く、こだわりを持っています。

だからリハーサルの時から、細かいことによく気がついて、シンガー2人がよりよくなるような楽曲についてのアドバイスも、演出がよりよくなるような演奏の提案もたくさんしてくださいました。

もともとは養田さんのお知り合いでそこから紹介してもらったんですけど、本当に良い出会いだったしこの縁を続けていきたいと心から思わせてくれる、そんなピアニストです。

 

本当に、自分が歌ってるみたいに弾くんですよ。演奏で空気を変える力がある方だと思っています。私より年下なのに。

音楽のプロだから、楽譜の読み方もシンガーには気づきにくいところをキャッチしていたり。一緒に表現してくれるピアニストで、琴乃さんのピアノが本当に本当に大好きになりました。

 

今回、ほんとうに色々色々やりました。とてつもない胆力がいるけど、楽しかったのも事実です。

そういや公演打つのって大変なことだったな〜と思い出しながらも、満杯のお客さんをみて、「ヒャ〜エンタメが成立してしまっている〜ドウシヨ〜〜」と他人事のように見つめていました。途中手が震えて仕方がなかったです。

エンタメというのはお客さんがいないと成立しません。だから昨日のあの光景は私が初めて「エンタメをやった」という証として心に刻まれるんだと思います。

 

私の思いを直接届けたいとか気づいて欲しいとはもう思わなくて、ただただ、あのステージすべてが私の思いの表れだったような気がします。暑苦しくて拙いけど芯はあった‥…でしょう……!!!!

 

 

これからどう生きていくのかはまだわからないけど、わたしはずっとコレが好きなんだろう。愛しちゃってんだな。きっと!!!!!!!!!!!!!!

 

最後になりましたが、出演してくれた3人と、来てくださったお客様に改めて感謝の気持ちを大声で主張したいと思います。

本当にありがとうございました!

またいつかどこかでやりたいです。

そして私も少し歌ってみたくなったので、もしその日が来たら、お付き合いくださいね〜

 

それでは!ありがとうございました!!